私が考えるボート釣りのマナー | |||||||
*******************<出航地で気をつけること>******************** @駐車料金を払おう! たくさんボートが集まるのに閉鎖されていないところは、みんな駐車料金を払 い、それで潤っていている面があります。場所によっては、渡船や乗合船が中 心の漁港などでは、いつ帰るかわからないマイボートの釣り人にわざわざ徴収 しに来ない場合もよくありますが、(ラッキー!!)と思わないで、「前回の分も取っ といて!」と言って次のときにまとめて払うと、そこにコミュニケーションが生まれ 良好な関係を築くことができます。 相場は、500円。一人一人が地元に金を落 とすことで釣り場が確保されます。 Aスロープに長居は無用。 スロープに夜から入り、ビールで釣り談義。昼間に釣った魚でバーベキュー。 地元の人にどんな風に映るでしょうか。本来、漁協の関係者が使用すべきスロ ープを自分たちだけで盛り上がる空気を作るのは、反感を買う元になると思いま す。特にグループで釣行すると、地元との関係が薄まる傾向が強まるので注意 してほしいです。 また、民家が近い場合、車のアイドリング・エアーポンプの稼動もできるだけ短 くしたいところです。 Bごみの問題 ごみは、大丈夫!と、思っている人も案外落とし穴があります。ノマセで使った アジを逃すとき、一緒に死んだアジも捨てていないでしょうか?生簀の片隅で浮 いている小ガシラは?その他、残ったオキアミ、魚の処理をした内蔵、ウンチ…こ れも、立派な生ごみで、むしろ空き缶などよりたちが悪いかも。また、ゴミ箱があ っても持ち帰りが原則です。 Cその他 ・水道があっても、それを使ってボートを洗わない。水道使用禁止の次に待って いるものは… ・スロープに車を置きっぱなしにしない。ついでに、ボートも水際に置きっぱなし にしない(特に朝)。スロープを使用するすべての人に迷惑がかかります。 ・港内は、エンジンスロー。これは、漁師さんは想像以上に厳しいく、引き波を立 てて漁船を揺らすのは、重度のマナー違反です。 |
|||||||
*******************<その他気をつけること>********************** @アンカーリング ・波止の先端部でアンカーを入れる。…この行為が原因で○○漁港が閉鎖にな ったとの噂です。多分、初心者のはず。見かけたら注意してあげましょう。 ・流し釣りの場所でアンカーを入れる。…泉南は、岸寄りのポイント以外は原則 アンカー禁止です。 ・人の潮下にアンカーを入れない。…ウキ釣り・完全ふかせは200mは、離れる 必要があります。真横ならアンカーを掛けてもOK。ただし、潮や風の具合で近づ きすぎた場合は、後から掛けた方がアンカーを入れなおします。 A流し釣り 流し釣りも人の潮下は、先行者のコースを先回りすることになるので、流れを よく見極めて潮上から流すようにします。また、船団ができたポイントでは、シー アンカーはご法度。スパンカーの流しは潮下に、シーアンカーは風下に流れるた め同じコースに流れずすぐに交錯してしまいます。危険に気づいてもすぐに動け ない面もあります。シーアンカーは、魚探に映らないようなキスやヒラメ釣りに向 き、アジやメバル、青物などピンポイントの釣りには不向きです。 B根魚の釣り過ぎ・通い詰めに注意! 仮に「アコウを30匹釣って腕が痛くなった。」などという釣り人がいたとしたら、 自慢になるでしょうか?10匹ぐらい釣った段階で他の釣りにリレーできなかった のでしょうか?この人は、他の人も焚きつけて、次週も同じ釣りをしたことでしょう 。やがて、釣り荒れが…。そして、また爆釣ポイントを探して、まるで、遊牧のよ うにさすらう…。このようにして、本来の魅力を失った釣り場が年々増えています 。 Cしゃべりすぎはだめ! 人に教えてもらった情報をネットを通じてべらべらと公開するのは、マナー違反 です。詳しいポイントの表記はもちろん、釣り場の写真に山を見せないよう配慮 することも忘れてはなりません。友が島周辺など、プレジャーボートに対して厳し い場所もポイント名の表記(”○の瀬戸”等の表記も含め)は、自粛するのが懸 命だと思います。 *************************<最後に>************************** 丹後半島西部ってどこや?南紀ってどこや?HPを見る人にとって一番ほしい 情報は、ポイントでしょう。その肝心の部分を隠して何のためにHPを公開してる んやろ?と、自問自答したことがあります。結局自慢するだけ?……悩んだ挙 句、ミニボートでできる釣りを色々試して、そのノウハウを公開することにしようと 考えました。こういうコンセプトでこれからもHPを続けていきたいと思います。こ れからもよろしくお願いいたします。 |
|||||||
表紙へ戻る |