4/27 今季初の完全フカセ | ||||||||||||
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**********************<外道の巣窟>********************** 鯛のノッコミ最盛期ですが、擬似餌の鯛釣りはそろそろ終盤を迎えました。ま だ、青イソメで鯛を狙えますが、今年は早めに完全フカセ・アコウ釣りをするつも りで先週準備をしました。 熱帯低気圧の通過で天気は荒れ模様。日曜日の天気予報は二転三転。午 後5時の予報で京都府北部は波高1m後0.5mとなり、釣り場を泉南から日本海 へ変更しました。 夜、釣り場に着いてみると、まだまだ風が強く、朝はまだウネリが取れへんや ろなあという感じ。実際、朝沖へ出ると振幅の長いうねりとしゃぶしゃぶ波でちょ っと完全フカセのポイントまではつらいところです。それでは、いつもと逆パター ンで、先にアコウを狙うことにしました。餌は、5軒目でやっと見つけた新鮮なキ ビナゴ。ヒラメまでの期待です。1投目から、HIT!小型のアコウでした。続いて さらに重量感のある引き、30cmを超えるガシラでした。次こそアコウや!とキビ ナゴを付けて投入するのですが、ガシラばかり。いつもなら日本海のガシラは、 すべてリリースするのですが、この時期これをリリースすればクーラーはがらが らになってしまうこともあるのでキープしました。 10匹釣っても状況が変わらないので、ヒラメポイントに移りました。最初のポイ ントは全くアタリなし。次のポイントでは、最初のアタリが痛恨のバラシ。2回目に 魚を掛けました。ついにヒラメかと思えばムシガレイ。うれしい外道です。続いて またアタリ。今度は引きが強い!良型のホウボウでした。この後ホウボウが連 発。少しずつポイントをずらしていっても結果は同じ。このポイントはホウボウの 巣窟みたいです。仕方なく、アコウポイントへ戻ってもこれまたガシラの巣窟。い いかげんうんざりしてきたので、少し予定より早めに完全フカセのポイントへ行く ことにしました。 |
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*********************<自分だけ釣れない!>********************* 10時すぎ、完全フカセのポイントへ到着。マイポイントは乗合船団の潮下200m 先。少し迷いましたが、乗合船と乗合船の間に入ることにしました。1回目のア ンカー入れでうまく邪魔をしないところに掛かりました。 時合は午後3時ごろ、オキアミ1枚につき1.5〜2時間。節約しないとかんじん の時合で餌切れになってしまいます。潮は速すぎますが、流れないよりはまし です。せっかく作った仕掛けを忘れてきたので1本針でやります。もともと、ヒラ マサ狙いでは、根に入られても絡まない1本針でいいんです! 両隣の船はイサギやら鯛が釣れ、にぎやかな感じなのに私には何一つアタリ がありません。”まあ、ヒラマサ狙い1本の太仕掛けやから…”と自分を納得させ ようとしましたが、そのヒラマサも隣に来てあせってきました。何かが違う! 色々やりました。まず、撒き餌の量を増やし、サルカンを付けたり、リボンを付 けたり…で、オキアミ2枚撒き終わりました。マイポイントに場変え?しかし、隣 でまたHIT!の声。いったんロープを触りかけたけどやめました。 ”120mでHITした。”と言う声が聞こえました。これや!餌取りがないのでいく らでも流せます。潮が速いので遠目から掛けていたんやなあ。納得!遠くまで 餌が届くように撒き餌を増量。仕掛けもかなり遠くまで流すようにしました。そし て、ついにジャ〜〜〜。 気持ちのええ音。やっぱり数うちある釣り中で完全フカセが最高に面白い! 引きも最高!この感動はガシラやホウボウを100匹釣っても味わえません。 更に風向きが変わって、ついに隣の船と当たりそうになり後から掛けた私が 遠慮してアンカーを外しました。まだ、半枚オキアミが残っていますが、帰ること にしました。 |
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**********************<海況・仕掛け・釣果>*********************** 海況:波高1m後0.5m(京都府北部)天気 快晴 若潮 仕掛け(ヒラマサ):ハリス8号3m、針ヒラマサ11号 道糸ナイロン8号 餌:オキアミ3枚(残り0.5) 釣果:ヒラマサ65cm ガシラ11(リリース4) ホウボウ9 アコウ・ムシガレイ1 |
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