10/25 取材の釣行 | |||||||||||||||
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**********************<完全フカセ>********************** 舵社から「マイボートは車に乗せて」の取材の依頼がありまた。青物を釣って いるところを撮りたいというので、一番確実な福井県沖を選びました。木・金は 木枯らし1号が吹き、台風が近づいて、波高予報も2m後1.5m。この天気では、 今週は無理やなと、餌も買わず、日本シリーズを観戦していました。 ところが、現地に着いた取材のスタッフが ”ウネリはありますが風はないですよ!” とのこと。半信半疑ですが、せっかく関東から出向いて来られたのにと思い、日 本シリーズ8回の裏の時出発。現地到着は午前3時ごろでした。 仮眠した後、出船。風はあまりありませんが、すごいうねりです。 色々この地での釣りについて調べました。 ・過去はズボ釣りで釣れたが、撒き餌で餌取りのウマヅラが増殖し、今は完全 フカセでないとダメなこと。 ・リールは電動は向かず、フロロカーボンを道糸にして水中ウキを付けること。 ・禁漁期間があり、乱獲を押さえていること。 ここは、ヒラマサがポイントに居付いています。一番重要なことは、餌取り対策 です。今回も、前回最後に入ったポイントで鯛とヒラマサを狙っていくことにしま した。まあ、鯛ぐらいは確実に釣れるやろう。。。 ところが、 潮が反対向き!漁礁の端から撒き餌で引っ張り出す作戦は使え ません。流れはそこそこ速いのですが、潮がよく当たるポイントに掛けるには、 漁礁の上になり、すぐにウマヅラが浮いてきます。ポイントが特定できず何回も 掛けなおしました。日本海で西向きの潮は凶、周りの船も釣れた気配がありま せん。風も強まり、スタッフの方が ”明日、泉南でどうですか?” 悩みましたが、私は連荘するとだめだし、いやな感じの雲はないし、予報を信 じてそのまま粘ることにしました。 |
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********************<ジギングに変更>******************** 昼前、お弁当を食べながら、考えました。まだ、ボウズ。あっち行けコールが あった乗合船も全て引き上げポイント移動するか、悩みました。目の前でスタッ フの2人が退屈しのぎにジギングをやっています。 カンピュウターがぴぴぴぴぴっ・・・、現状では無理、ジギングや! スパンカーで釣りをしているショットも撮って欲しかったので、タックルを積んで いました。まずは、ベイトタックルで根魚狙い。アタリがなかったので、朝インプ ットしたポイントへ。駆け上がりの頂点へ進めると、すばらしい反応。多分鰯! これは、何か釣れる!と確信しました。スタッフに手をふりましたが、熱心にジ ギングしていて気付いてくれません。1投目から、 ガツン、ぐぐぐぐぐぐっ・・・・・ 竿先が一気に海面に突き刺さりました。ベイトタックルは太刀魚用のドラグに なっていたので、滑ったスプールを親指で押さえました。根に持ち込まれたら、 おしまい。今回は、夏のリベンジを!と、リーダーは10号にNewSFノットで結束 で万全。何とか浮かしてきて70p級ヒラマサGET!この間もスタッフに手をふり ましたが、気付かず、タモを持って見せたら、驚いていました。この後が大変! 魚を持った写真を20枚ほど撮りました。笑顔でなんていわれますが、内心はす ごくあせっていました。鰯の反応でいつ消えるか分からないし、後30分ほどで、 午後の乗合船がやってきます。 2匹目はバラシ。針を伸ばされました。波は強いですが、スパンカーで風に立 て、行きつ戻りつのピンポイント攻撃。水を得た魚です!私はジギングの方が 向いてる気がします。しばらくしてまたHIT!さらに大きいサイズを取り込んだの に、またまた、気付いてくれず、やり取りの場面は撮影できませんでした。また また、長い撮影の後、今度は私に張り付いてもらいました。HITしましたが、フッ キングを忘れたせいか、ばらしました。乗合船が波ウネリの中、まるで自分たち に向かってくるかのように勢いよくやってきました。スタッフと急いで帰ることにし ました。船の引き波と波の影響で、2分割の前の方が水浸しになり後ろ側に押 し寄せるほどになりましたが、無事帰港しました。 今回も、午後の粘りで、何とか面目を保ててほっとしました。 |
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**********************<海況・仕掛け・釣果>*********************** 海況:波高2m後1.5m 天気晴れ 大潮 仕掛け(完全フカセ):ハリス6号、針ヒラマサ12号 道糸ナイロン7号フロロ6号 餌:オキアミ4枚(残1枚) 釣果:ヒラマサ2 |
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