5/15 南紀マグロ狙い | |||||||||||||||
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************************<マグロ後イサギ>************************ 「あした、クロマグロ釣りに行ってくるわ。」なんて言ったら、はったりか狂言にし か思われないでしょうが、うまくいけば釣れそうなんです。南紀で、鰯が湧きマグ ロのボイルが見られる情報は少し前から知っていましたが、釣行3日前に行って ばらした人の話を聞くと話が現実味を帯びます。 早速インターネットでも調べると、ルアー船は連日船中何匹か揚げています。 サイズは90p・10kg〜130p・30kgぐらい。私の持っているナビのリールでヒット した人はドラッグが焼ききれて壊れながらも何とか船長の操船で30kg弱を獲っ たとか言う話を聞くと昨年釣ったのとはレベルが違う釣りのようです。 とにかく、私のタックルではHITしても10kg級しか無理のようです。が、ラインや リーダー、ルアーで大枚をはたきました。フック・スプリットリングは付いているの では心もとないと極太に交換しましたが、専用のペンチを使っても中々はめられ ず手に傷がいっぱい出来ました。また、PEライン4号に推定26号ほどのラインを 結束するのも飛距離が出るようコブを小さくしかも強力にする必要があるので大 変でした。結局、これは自流のSFノット&編みつけにしました。 作戦は、鰯の大群を見つけて待ち伏せをして、マグロのジャンプした方にルア ーを投げるというきわめてシンプルな釣りです。昨年の経験から、岸寄りでワンド になっているようなポイントの方が鰯の移動が少なく、次のボイルの場所が見極 めやすいのでおおよそは決めてありました。しかし、前々日の大雨で鰯が居なく なるのが一番の心配点でした。 朝一番、目的のポイントへ向けて出発。ボートのスピードをあげるため、クーラ ー他要らないものを置いて軽くすると、しびれるほどスピードが出ます。目を凝ら してマグロのジャンプ、鰯のナブラを探していきます。しかし、岸寄りと沖を二往 復しましたが、鰯の群れを1回見つけただけ。ジギングしましたが、アタリはあり ませんでした。あきらめて、イサギを狙うため一旦車に戻りました。 ウキ流しをして早々良型のイサギがあがりましたが、その後は、ウリンボ(小 イサギ)ばかり。ウキ下をどんどん浅くしていっても状況は変わりません。その内 、風が出てきて一旦風裏に退却。エギングしましたが、反応なし。仕方がないの で、もう一度沖へ出てイサギ狙い。朝のうちボートがたくさん居たのに周りの船 は2隻。ウキ流しではいくらウキ下を浅くしても餌取りに取られてしまいます。そ こで、ズボ釣りにして魚探を入れてベイトの集まり方を調べてみることにしました 。50と200HZの分割場面にすると、まず、狭斜角の大きい50HZに仕掛けと撒き 餌が写ります。そして、撒き餌を振り少したつと反応が現れます。反応の中心は 下から5〜10m。ウキ下は浅かったようです。撒き餌を出しすぎると、次に反応 が現れるのに時間がかかったり、反応が小さくなったりします。撒き餌が多いと 群れもそれにつれて移動しますが、少ないとそのまま下に居座って撒き餌を待 っているものと思われます。ステンかごからシャベルビシに変えパラパラしかで ないようにし、反応の上層に仕掛けを落としそこから少し誘い上げるように撒き 餌を振ると型が良くなりました。とにかく、パターンをつかんでから型はともかく 百発百中。予報通り2m近い波。ゴムボーを前にやったことで、掛けた時の安定 感は増しましたが、我慢も限界。ノルマの10匹を釣ったところで帰ることにしまし た。マグロは姿も見られず残念でしたが、次の情報を待ってまた狙ってみたいと 思います。 |
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**********************<海況・仕掛け・釣果>*********************** 海況:波高2m(和歌山南部) 朝は凪10時過ぎから南風強く 天気晴れのち曇り 朝は合羽&上着2枚昼Tシャツのみ 中潮 4:30夜明け&出航3:00帰港 4:30〜9:30 マグロ狙い 出航地南北に2往復 鰯の群れ1回 ルアー船なし 10:00〜11:00 イサギ狙い良型1 ウリンボ10ぐらい チビキ1 11:10〜13:00 昼食&エギング 付近にヤエンの釣り船有もアタリなし 13:10〜14:50 イサギ狙い keepサイズ9リリース20程 仕掛け(イサギ):ハリス3号6m、針グレ8号 錘30号 道糸PE3号 餌:オキアミ1.5枚(残1/3) 釣果:イサギ10 |
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