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釣航記目次
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   ********************* 2/5 イカナゴ鯛 **********************
 連続で地元にしました。今回は良い潮なので期待十分。前回行って後悔した場所にも う一度行くことにしました。いきなり反応抜群のポイントに遭遇。誘うと即HIT。40cm級をG ETしました。その後は、アタリが繊細でなかなか針掛かりしません。ついアワセてしまう こともしばしば。この日のパターンは大きなアタリが出ても同じスピードで巻いていくパタ ーンがよかったです。ベイトは普通底から5〜10mに固まり、鯛が居ると反応が散らばる 感じで、それを目安に仕掛けを入れると100%アタリがありました。パターンが分かって からは、コンスタントに釣果があがり、あとはロクマルサイズが出ればダメ押しです。しか し、朝一のスモールサイズはないもののどれも食べごろばかり。潮が緩み始めるとさらに 食いが活発になり、仕掛けを落として、電動巻きで誘い、魚のエア抜きをして生簀に入れ るとまた魚が掛かるという感じ。釣り過ぎかなと思うものの、かなり粘ってしまいました。 潮止まり1時間前に潮が緩み、先週大物を逃がしたポイントに移動しました。しかし、ダ メ。
潮が変わって数年ぶりに、疑似のメバルに挑戦しました。まず、情報があったポイントは 、ボートが多いだけで、反応イマイチ。マイポイントに入ると4連。2連、単発、単発…。だ んだん反応が鈍りました。私のほか数艇が覗きに来てこれですから、たとえ前日入れ食 いのポイントでも皆で叩けば、ポイントはアウト!になるんでしょうね。他めぼしいポイント を回りましたが、ダメでした。シラサなら釣れるでしょうが、ちょっと面倒ですね。私の場合 プレジャーと違って、遠征でバリエーションを加えられるので、鯛が釣れるのに無理してメ バルをやる必要がないですね。型が小さかったのと、鯛を処理するのに疲れたので、全 てリリースしました。
鯛は4割ほどがラード有。これから、春にかけて更にイカナゴの活動域が広がって魚も美 味しくなることでしょう。数年前、誰でも鯛が大漁になった年がありましたが、今年はそれ に近い状態かもしれませんね。
DATA:水温上げ潮9.5/下げ9℃ 鯛25メバル11
   ********************* 2/13 若潮 **********************
 3連休というのに、初日が大雪で、予定の遠征を取りやめることにしました。地元は多少 風が残るものの何とか釣りになりそうです。緩い潮なので、鯛3匹なら由!の目標を立て て、鯛がだめならシラサでメバル、それもだめならガシラを釣る予定で釣行しました。
 前夜の強風で心配がありましたが、朝は風が若干弱まっていました。反応バッチグーで したが、手がかじかんだ上、風が強く、焦って準備したため、折角の仕掛けがもつれてパ ーなりました。予備の仕掛けを下ろすと、今度はPEがもつれました。反応が良かったのに 、これで上げ潮の地合が台無しになりました。しかし、仕掛けを下ろしても多分釣れなか ったでしょう。この日、ベイトが多く、ベイトの反応だけでは、釣れません。デジタル魚探で 単体の反応を捉えるか、ベイトの層が割れて動きがある反応でないと食いませんでした。 そんな反応のある下でショットガンのように仕掛けを落とすとゴン!速い下げ潮時に小さ い鯛GET!だんだんSIZE UPしましたが、4枚目のバラシで万事休す。突然ベイトの動きがとまりました。うわ潮だけ の流れになったようで、船団も解消し、私もダメと判断して、計画どおりメバルにしました 。でも、メバルもこんな潮で食うわけありませんね。シラサでマイポイントを攻めましたが、 ダメでした。あとは、放浪の旅。この潮ならメバルより鯛のほうがまだマシ!もう一度、鯛 の仕掛けに戻しました。アタリが一度あったきり、
 し〜〜〜〜〜〜ん。
 上げ潮の時間帯がきました。ポイントに入ると、しまった!もう潮がかなり流れていまし た。こんな潮のときは潮流情報通り流れないんですよね。仕掛けを下ろすといきなりドス ン。これは、大きい、バレるなよ!で55cmUPの鯛GET。続いて、40cmUP…、そして、一 番欲しかったノッコミ鯛35cm、黄色くて丸い鯛GET。でっかい寄生虫が付いていましたが 、間違いなく、絶品の味です。だんだんSIZE DOWN。傾向として、昼間のSIZEが良いようです。4時過ぎまでやってやめました。数える と19匹。誘いは先週学習した通りで、バラシも少なく、周りより釣れたと思います。あとは 、案外、イレギュラーな疑似にも反応しました。抜群の反応なのに掛からないことがありま した。これは、多分ウマヅラの仕業で、疑似がだいぶん盗られました。ベイトが上から下 まで散らばっている時にアタリがない場合は、一度、仕掛けを回収して餌の点検をした方 が良いと思います。
DATA:水温上げ潮9.1/下げ8.5℃ 鯛19
   ********************* 2/19 エンジントラブル **********************
 ヤリイカ本命、裏本命五目釣りで出かけました。ヤリイカは満月の中、湾内から深場ま でプラヅノで攻めましたが、ダメ。ウキスッテにマイカらしきアタリがあったのをバラし、そ の後スッテを根掛かりで失ったしまったのが痛かった。マイカ狙いの方が率が高かったか ?折角沖に出ているからと、近くのポイントでオコゼ狙いで仕掛けを降ろすと良型アヤメカ サゴ、そして、オコゼ!反応もあり、これはええ感じと思って、ボートを回してスロットルを 回すとキュキュキュキュ…と物凄い音。恐る恐るもう一度ゆっくりふかすとやっぱり同じような音 。これは、ただならないトラブルに違いない、まだエンジンが掛かっているうちにゆっくり戻 ろうと時速7km程度で1時間弱で戻ってきました。あほなことに、少し出航地近くで釣って おりましたが、全然釣れないので、リトルボートに直行。診てもらうと、オイル切れ。もうエ ンジンはだめかも?次回は試運転になります。
DATA:水温14.5 アヤメカサゴ1オコゼ1
   ********************* 2/26モンゴウイカ **********************
 釣魚迷さんから、カツオ釣りのお誘いがありました。エンジンも調子悪いし、これは渡り に舟。土曜日、エンジンテスト兼モンゴウイカ釣りで、翌日カツオ釣りという計画になりまし た。まずは、モンゴウイカ。ノッコミにはまだ早いものの、少しは水温が上がり、状況が良 くなっているとみました。朝は風が強く、9時頃の出船になりました。まず、心配していたエ ンジンは何とか無事でした。まだ、風が少々ありゆっくりとポイントに向かいました。シー アンカーで流し釣りを始めると、GPSがずっと0.0km。故障かと思ったら潮と風がちょうど釣 り合っているようでした。ポイントが変わらず、最初ノリがありませんでしたが、少し、風が 勝ち始めるとボートが動き始め、アタリが出ました。がバラシ。もう一度ボートを回すとグヮ ングヮンで中型1杯GET。次の流しも1杯GET。しかし、その後、アタリがなくなりました。こ の日は昼間ほとんど潮位差のない小潮で、風に流される一方。天気図では風が収まる はずなのに…。3時半まで5時間ほどアタリなし。シーアンカーでの釣りになるので、風上 向きの釣りで寒いこと!まあ、これがこの釣り。とにかく、我慢あるのみ。やっと、夕方の 地合がきて、本日最大のキロクラスをGET。その後も2杯追加して終了。帰り際、ようやく 凪になり、全速で帰航しました。時速30kmは出ましたが、ややパワーダウンしたように 感じました。カムの音も多少大きくなったような…。今回、泉南はプレジャーでも午前中無 理だったそうなので、場所の選択は正解だったみたいですが、まだエンジンのテストはパ スとは行きません。
DATA:水温?モンゴウイカ5
 ********************* 2/27 黒潮カツオ釣りツアー **********************
 4時起床。桟橋まで歩いて行って即出船。ポイントは串本の遥か沖で、夜明けからけん けんを引っ張るため、この時間の出船となります。先遣隊が無線で自船の緯度経度や水 温、波の状況などを伝えてくれます。20℃が一つの目安でカツオは水温の変化のある潮 目を回遊するそうです。釣魚迷さんは初め、一番手前の黒潮の境目を狙うことにしました 。鳥もたくさん居ましたが、ソウダガツオとシイラが釣れるだけでした。深海釣りの餌にと 少しだけKEEPし他はリリース。シイラは1日で2桁ぐらい釣りました。無線では、11kgのカ ツオやぁとか3匹!とか釣った船から威勢の良い無線が聞こえてきます。ポイントへ向け て引っ張っていましたが、潜行板の仕掛けだけ引き上げ、大移動して釣れているポイント に向かうことにしました。ポイントに近づくと、ヒコーキの仕掛けにHIT!4.2kgの立派なカ ツオが掛かりました。大移動の賭けは正解。最後の地合にぎりぎり間に合ったみたいで す。最終的にポイントは360度陸地が見えないところでした。ここまで来たのも、ネットワー クがあったからこそですね。帰りには、仲間の方に1ぴきカツオを頂き、釣魚迷さんと1匹 ずつ持って帰ることができました。大きくてよく脂がのったモチカツオでした。釣りではこの ネットワークの重要性を再認識しました。



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