1/21 泉南大寒耐寒の鯛の巻 | ||||||||
表紙へ戻る | ||||||||
釣航記目次 | ||||||||
********************* 冬の鯛は粘り ******************** 今年鯛はまだ1匹!年末はあれだけ良かったのに…。これでは、不調だった 昨年以上に貧果になりそうです。原因は急激な水温低下にあります。下がりに 下がった水温低下をどう克服するか?ここが今回のポイントです。鯛は適水温と 程遠い条件で、体力を温存するため流れが少なくしかもベイトが集まるポイント の底でじっとしていて条件が揃ったときだけ餌を取るのではないかと考えます。 本来、潮を読んでポイントするの移動が得意パターンですが、今回は自重。反 応のあるポイントでじっくり粘って擬似餌を食わす作戦で釣ることにしました。 さて、雪の予報が出ていましたが、朝には予報が修正、寒いながらも雪は降り ませんでした。カイロを足裏に2個、腰に1個。吹きっさらしの北風で指先が凍り つき、途中からはゴム手袋にも無理矢理カイロを入れました。後はじっくり粘る のみ。極繊細仕掛けも用意していましたが、この寒さではワンチャンスを確実に 物にするためいつもの仕掛けにしました。鯛狙いのプレジャーは皆無。釣り船も 少なく釣り人も1,2人。ポイント全体ががらんとした感じでこれで釣れるのん?と いう感じ。しかし、ベイトの反応は良好。あとは粘りあるのみ!いったん緩んだ 潮が再び動き出しました。しかし、ベイトは濃く移動しません。これは、鯛が着い ていないことを表しています。やっと、動きが見られたとき、ポイントを追い出さ れました。午前中アタリなし。午前中で1度もアタリがないとは、今までにないこ とです。午後1時前ボーズかな?と不安になってきました。擬似餌を交換してし ばらくたったころ待望のアタリが来ました。ここからが勝負!バラシはボーズを 意味します。最初は、まるでガシラのように重量感だけ、サイズも特定できませ ん。糸を持ったころから激しく暴れだしました。右手で手繰り寄せ、魚が引くと手 を糸の方向に送り出しますが目いっぱい手を伸ばすこと2度3度。1本目、2本目 …何と一番下でした。あわててタモで掬い良型GETにフ〜です。下あごにちょん と掛かっているだけでした。このあと、仕掛けのもつれを直しハリスを交換して下 ろすと即HIT。やはり、同じようなパターンで上で暴れました。鯛は相当動きが鈍 いようです。その後は反応がどこかへ行ってさらに潮も緩み時合終了。帰りがけ 、寒さを我慢してメバルを家族分×2の8匹分釣って帰りました。 一時はアタリのなさに、鯛釣りはもうやめ!と思いましたが、やはり、寒さを我 慢して釣れた時の感動はなかなかのもんです。3月上旬はいつもアタリがとまり ますが、それ以外はぽつぽつと釣れるので、まだまだがんばりたいと思います 。 **********************海況・釣り方・釣果*********************** <海況> 天気曇り 波高予報0.5m 中潮 表水温9.6℃ 夜明け6:40 <釣り方> 7:30〜鯛狙い高道具5本針(時合1時) 3:00〜メバル 4:00帰港 <釣果> 鯛2 メバル8 ガシラ2 |
||||||||