前年の11月から大寒波の襲来で、近年まれに見る寒さ。釣行の後も軽い凍傷か？指先がしびれで1週間 違和感を感じたことも数度。しかしながら、泉南一帯の鯛が越冬に集まってきた。年始は水温が10℃を下 回り食い渋り、3月には7℃台になったが、下げ止まった2月には鯛の食いが回復。普通1回に5,6匹の釣果 が大爆釣。3月には仕掛けを落とすだけでダブル・トリプル…誰でも釣れる状態となりポイントはプレジ ャーボートの大船団となった。このシーズンだけで100匹ほど釣った。メバルも絶好調でボーズが付き物 の鯛釣りでも安心して釣行できた。2/12は、天気が悪い上、魚の活性も良くなく半ば諦めていたが、短時 間でいい釣りができた。寒い中シラサを付けるのは大変だが…春にはサビキでも入れ食い。良型のメバル が鈴なり。ほんま、夢のようなスーパーシーズンになった。
残念だったのは、2月に日本海で鰤の入れ掛かりがあったのに気づかなかったこと。遅れて行った時に はすでに遅しだった。日本海はメダイがいい引きを見せてくれた。日本海の春は西から！
ヒラソーダ3ウスバハギ1
オウモンハタ1鯖7ヒラソーダ2
擬似餌で釣れ盛っていた鯛も一段落。さて次の釣りは？深場でのメダイを始め、完全フカセにイカの夜 釣り、ジギング、ノマセなどカートップボートの機動性を活かし、泉南以外の釣り場に遠征して色々な釣 りを楽しんだ。例年、泉南の鯛の次は、日本海の完全フカセ。しかしながら、今年はどこもヒラマサの不 作年。変わって鯛は各地で好調も、春に鯛を釣りすぎたせいかあまり釣る気になれず1回きりでやめた。
南紀は勿論マグロ狙い！今年、和歌山は例年より鰯が少なくあまりいい情報なかったがしびれを切らし て6月に釣行。なんでもないポイントでオウモンハタに自己記録を更新するカンパチ３つが、ジギングで釣 れた。ノマセもアコウやヒラメが確実に釣れた。あとは、あまり良くなかったがイカのスッテや、イサギ のウキ釣り、泉南はサビキで大アジ釣りと色々な釣りで楽しんだ。2007年はここにマグロの釣果が入れば 最高だが…
マイカ2スルメ1
一時期食いが落ちた泉南が夏に復活！理由は、天然のアミエビが沸いたこと。最初は、アジの腹にアミ が入っているのを見て、（だれや！アミエビを撒いたのは！）と思ったが、天然のアミエビだった。普通 冬に使う毛糸の擬似で、鯛にイサギに大アジ。メジロも掛かってきたが腕が悪くバラシばかり…。味も旬 のイサギやアジは勿論、旬ではない鯛も最高！ただし、メジロは鰯が少ないため味はいまいち。だから、 例年ほど狙わなかった。ジギング鯛も南淡で1度釣っただけ。鯛は今年、この時期ぐらいからフラフラが 流行したが、流れに乗っていけず…。上りの太刀魚は時期が短かった。これが秋の太刀魚の新子をベイト とするメジロや鯛が不調に終わった原因か…？遠征は、相変わらず日本海でメダイかノマセのアコウ狙い 。期待のマイカの夜釣りは全く振るわなかった。1年おきに日本海と太平洋が交互にいいので2007年は日 本海に期待！
この時期がボート釣りのヘレ肉、否！トロの時期。泉南は鰤・大鯛・大アオリの大三元狙いと称して がんばったが鯛がイマイチ。一番の理由が水温が高かったこと。アオリイカも今年は昨年のポイントで 釣れず、ホームグランドの泉南は一番いい時期のはずが全体的にもあまり良くなかった。しかし、メジ ロは例年ほど数はあがらなかったものの90cmUPの鰤が回ってきた。ジギングより秋はノマセ！9月と12 月に1匹ずつ。よく引いて気持ちよかった！おまけのヒラメも76cm自己タイ記録だった。
日本海も五目狙い。確実なアコウに加え、メダイ・鰆・メジロなどが釣れた。今思えば、今年の遠征 はメダイ中心に回った感じだ。引きが最高！味噌漬けにアラ煮と料理をしても最高！釣り味では、鯛の 完全フカセも中々良かった。今年もう少し日本海でアオリイカをやる予定だったが、やはり、大きいの が気になりする間がなかった。結局、泉南、日本海とも当初は五目を目指すはずだったが、大物狙いに なってしまった。2007年も結局そうなってしまいそう…
2006年の目標は「釣果の安定化」だった。年末ちょっとエンジントラブルで集中力を欠きイマイチだ ったがボーズは一度もなし。まずまずいい年になったと思う。総集編は一年間の釣りの流れが分かるよ うに、更にいい釣果を抜粋したが、泉南の釣果が多くなった。今年は遠征と泉南の釣行回数は半々だっ たが爆釣は泉南に集中！やはり、泉南が日本一の釣り場だと思う。2007年も泉南に期待したい。が、泉 南が不調な時、リズムも狂ってしまいがちなので、その時にカートップボートの機動性を活かし、多彩 な釣法で、良い釣りが出来たら…と思う。